中医学では食べた物うちの体にとって不要な物は「下」に降ろしていきやがては「便」として排出していきます。また必要な物は「上」に上げていきその過程で「気」ができていきます。
頭部は「天空」とも言われ気の中の一番純度の高いものが運ばれ頭を栄養しますそうすれば思考はクリアになり目も良く見え耳鳴りに悩むことがありません。
ところが体質的に消化器の弱い人は食べ物の消化に気が使われてしまい中々気が頭部には上がりません。結果として、頭がボーッとして眠くなってしまうのです。
現代医学ではカフェインを使って脳を覚醒させるのでしょうが中医学では消化器を強化して治していくのです。
昼を食べ過ぎると体がだるくなり眠くなる人は消化器の弱い人と診断されます。補中益気湯、六君子湯などがいいですね。