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Q35 もともと寒がりに弱い人のカゼをなんとかしたい!

すべての人が寒気のするカゼ(初期)なら葛根湯で温めればよいというのは間違いです。ゾクゾク寒気がしたら温める葛根湯、喉がチクチクして熱があるなら冷やす銀翹散を使いましょう程度の知識では漢方をしている人にとっては低レベルの理解ですね。

でももともと冷え性な人がそれを真に受けて葛根湯を飲んでカゼをこじらせてしまっているのを見ていて我慢できなくなりまいした。

人間には体質があります。冷え性、熱がり、浮腫みやすい、肌が乾燥する・・・

これらは体質で病気の方向性を推測するときの参考になります。冷え性の人がカゼをひけば悪寒がひどくなるし、熱がりの人は熱が高くなりやすいのです。だから冷え性の人がカゼの初期で寒気がするのは当たりまえ。

また冷え性の人は中医学では陽虚体質といい抵抗力が弱いので、カゼの邪気が体のなかに入りやすいです。普通の人は皮膚上で邪気と抵抗力が戦いますが、陽虚体質では皮膚を通り越して腎臓にまで行ってしまいます。なので背中の異常な寒さ、腰の冷えだるさ、頻尿になります。

葛根湯は邪気がまだ皮膚上にある時期に使いますので、このような場合には無効です。腎を温めながら邪気をとりはらう麻黄附子細辛湯や真附湯をすぐ飲んでください。