冬至は一年で一番夜が長い日、陰がマックスになる日です。
日本では温かいゆず湯に入る習慣がありますが、中国東北部では水餃子を食べます。
中国東北部は非常に寒く その為人々は耳がしもやけになり大変困っていました。
傷寒論を編纂した張仲景は身体が温まる羊の肉に辛子やニラなどを入れた水餃子を作り
人々に2つずつ振る舞いました。食べた人々は身体が暖かくなり耳がしもやけにならないですんだそうです。この水餃子は祛寒嬌耳湯という名前の漢方薬ですが、今でも寒い冬至の日には水餃子を食べる習慣は続いています。
羊には温める性質が有ります。日本でも北海道ではジンギスカンとして食べますね。
暑い沖縄は豚肉を食べます。豚肉には温める力はありません。張仲景は冷え症の婦人に当帰羊肉湯を処方していました。
私は赤ちゃんの欲しい人に羊のプラセンタを勧めていますが、それは妊娠しづらい
方の多くは冷えがあるからです。
画像は冬至の水餃子を作る食材を売っているスーパーです。