漢方でなんとかしたい!

中医学講師30年。漢方や中華圏の文化とか書きます。

2020-04-01から1日間の記事一覧

辟瘟香囊に入っている薬草 羌活(キョウカツ)

カゼ薬としては使い勝手がいい 唐の時代、医師たちはカゼの治療に羌活を使い始めます。副作用がないのです。東漢の時代、医聖張仲景の処方、葛根湯や桂枝湯は麻黄や桂枝の副作用で興奮したり出血したりの副作用がありました。故に、カゼの初期では荊防敗毒散…