辟瘟香囊
瘟とは疫病、伝染病のことですが、それを避ける匂い袋という意味です。
中医学の芳香療法では芳香性の強い薬物を使って伝染病の予防をしていました。
羽田先生のブログにも常緑樹の発する芳香性の物質により害虫が寄り付かないことが紹介されています。
唐代では胸に匂いの強い佩蘭(はいらん)を刺していましたがこれも疫病予防の為。
端午の節句の菖蒲湯に入るのもこの時期は伝染病が流行りやすいから(注 本当の端午節は旧暦)。
中国では菖蒲と艾葉をドアにつるします。台湾では子供に匂い袋を首からかけさせます。
古代から疫病予防対策として芳香療法により空気中の殺菌をしていたのですが
今 台湾では古典の文献からの処方による辟瘟香囊が売れています。
動画ではマスクに付けていますが、別に吸い込む必要はないので、居間やオフィスに置いておく
だけでいいです。寝室に置くとよく眠れるらしいです。
ただ今、機材を用意して作成準備中です。