漢方でなんとかしたい!

中医学講師30年。漢方や中華圏の文化とか書きます。

武漢肺炎感染予防と次亜塩素酸水とワキガ

今日は暑いですね。だんだん夏に突入です。

外を歩くにも気持ちが良いのですが汗をかきやすく成りました。

この時期憂鬱になる人な「ワキガ」の悩みがある人ですね。

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夏がくれば思い出す

いろいろな制汗剤が発売されていますが、却って変な臭いになってしまうことがあります。香水でごまかすのも香水の匂いがきつすぎます。

今、消毒で厚労省が新型コロナウイルスに有効であると言っているのが消毒用エタノールか次亜塩素酸ナトリウム(ハイター、ブリーチ、ピューラックス・・・)

新型コロナ対策 厚労省のホームページ

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000614437.pdf

消エタは薬局でも入手ができませんが、次亜塩素酸ナトリウムならスーパーでも売っています。しかしこれは強いアルカリ性で人体に対しては有害です。

次亜塩素酸(HClO)は細菌、ウイルス、汚れや臭いの元にくっついて除菌、消臭をします。

次亜塩素酸ナトリウムは次亜塩素酸と水酸化ナトリウムを混ぜて安定させたものですが水酸化ナトリウムは皮膚を溶かしたり目に入ると失明します。

この作用は薄めても変わらないので、使うときには細心の注意が必要です。(換気、手袋、メガネ)

これに対して最近注目を集めているのは次亜塩素酸水。次亜塩素酸ナトリウムの80倍の殺菌力が有り、薄めて40ppmにしても効果があります。ただ分解しやすいで有効期間は短いです。

不安定なのが短所でもあるのですが、考えようによっては手についても瞬間に塩酸に変わり乾くと無くなってしまいます。

ワキガは汗の線(アポクリン腺)から分泌される脂質やタンパク質と皮膚の常在菌が反応してしまい発生しますので、次亜塩素酸水を脇にスプレーするといいと思います。