道教では、正月、七月、十月の満月の日、15日を上元、中元、下元と呼びます。
福や禍を決める、天、地、人の三神のうち地官がこの世に来て人間の善悪をしらべます。
そのため地官を祭り経を上げて供物をささげ浮かばれない魂も供養します。
浮かばれない魂は7月1日~31日(農暦)地獄の関所が開き、この世に出てきてさまよいます。この魂たちのことを台湾では好兄弟と呼びます。鬼と呼ぶと魂が気を悪くするので。
15日(鬼節)では、好兄弟を饗すため、供物を外にお供えします。家の中ではお供えしません。
これらの供物のセットはコンビニでも買えます。
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日本でもお盆のお供には大腿の定番がありますが台湾の場合には結構厳格です。
三牲水果
豚肉 鳥、魚(鳥と魚は切り身ではいけない。まるごと)
果物はパイナップルは「旺来(良く来る)」という意味なのでNG。同様にバナナ、梨、すももは台湾語で「訪ねて来る」の発音と同じなのでNGです。
後はお米、ナッツ、飲み物をお供えします。
祭壇の前には洗面器とタオルを置いて好兄弟が食事の前に手を洗えるようにします。
供物には線香を刺します。