漢方でなんとかしたい!

中医学講師30年。漢方や中華圏の文化とか書きます。

コロナ後遺症について中医学的に考えてみた

大病をしたあとは誰でも体力が落ちるものです。

中医学では病気は邪気と正気(抵抗力)の戦いです。

邪気が勝利すれば病気は悪化しますし正気が勝利すれば身体は回復します。

もし回復しても正気もかなりのダメージを受けるのですから治ったと言っても身体はフラフラです。

だから回復後も養生は必要で治ったからと言って以前の生活様式に戻してはいけません。

コロナウイルス感染症は体に対してかなりのダメージを与えますので、単に身体がフラフラするだけではなくいろいろな症状が出てきておりすぐには回復はしないです。

重い疲労倦怠感、息切れ、脱毛、記憶力の低下など。これらが原因で会社や学校を辞めたりする人も多いようですね。

今回は動画で、コロナ後遺症は身体の中がどのような状態になっているのか(病機)を自分なりに考えてみました。


コロナ後遺症の疲労感、脱毛、記憶力低下について中医学的に考えた。【漢方散歩(20)】

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