当相談室では神農炎帝様と送子観音(子宝観音)様をお祀りしています。
神農炎帝は伝説上の人物で炎を発明し、農機具をを作り、百草を嘗めそれぞれの薬効を鑑定したことで薬の神様としてお祀りされています。
漢の時代に編纂された365種の薬物を収載した最古の薬物書には神農の名前を冠し「神農本草経」と名つけられました。
日本では東京の湯島聖堂、大阪の少彦名神社では11月22日、23日(湯島聖堂は23日、勤労感謝の日のみ)神農祭が行われています。
古くより漢方薬局では薬祖神としてお祀りしています。当相談室の神農像は湯島聖堂製で羽田守快先生により開眼供養されています。
送子観音は子宝の観音様です。妊娠を希望されている患者さんがよくお参りされています。孔子が生まれるとき麒麟が空から孔子の家の庭に降りてきて玉を吐いたという話から赤ちゃんを願う夫婦は寝室に麒麟像を飾ります。(当相談室にもあります。)
最近はお供えを送ってくださる遠方の方もおり、健康になれますよう代わりに拝んでいます。