出産後100日は血脈は空になる、と中医学では言われており、出産後の養生については
大変重要視されています。
血脈が空になる、とは体の血液が不足気味になるという意味ですね。産後のうつ状態や不眠は心血不足のため心(こころ)が不安定になっておこります。
疼痛は、体を流れる気血が不足している状態のところへ、外界の冷えや湿度が入り込み流れを阻害して起こります。体のあちこちが痛くなったり治ったりを繰り返します。
漢方では気血を増やし外界からの冷えや湿度を体から追い出す「独活寄生湯」を使います。
この漢方は繊維筋痛症で悩んでいる方にも使えるでしょう。