東京は雨は降っていませんが、湿った空気の風が強いです
中医学の病因学説では外因(外界からのいろいろな刺激)により人は病気になると考えていますが、この湿った風から考えると風と湿という自然界からの刺激が体調を悪くするでしょうね。
風は上に吹き上げるということから人体の上部(頭)を犯します。湿は(水は重いので)身体を重だるくし、気血の流れに貼り付いて痛みが出てきます。消化器にダメージを与えるのでお腹が張り便がゆるくなります。
特に体質的に身体に「水たまり」ができやすい水ポチャタイプの人は体調が悪くなるでしょうね。頭痛というより頭重感がでてきます。
この時期、消化管にあまり水を入れるのはよくないので、冷たい飲み物は避けたほうがいいでしょう。
葛根湯では湿を取り去ることができませんから、勝湿顆粒に川芎茶調散入れるとか、いいではないでしょうか?