うちのニャジラくんです
甥が大学生の頃、筑波の山から拾ってきた猫です。可愛がっていたのですが卒業後海外に行くことになり飼えなくなり引き取りました。
うちに来たのは8歳の頃で、伯父には全然懐かない。噛まれるは引っ掻かれるはで凶暴なので僕は名前をニャジラにしました。
彼が猫カゼをひいて病院に連れて行ったところ、肺に腫瘍があることがわかりました。抗生物質の注射でカゼは治ったのですが
全く食べない。3日に一度は動物病院に連れていく羽目に。僕の講演料が診察代ですっ飛びました。
薬石効なく、亡くなってしまい、両国の回向院で供養していただくことにしました。
ねずみ小僧次郎吉のお墓があり、昔は境内で相撲もしていた由緒あるお寺です。
ペット供養との歴史も古く、最初に供養されたのは黒猫です。これは落語「猫定」に出てきます。
三遊亭圓生 猫 定
回向院はJR総武線両国駅から徒歩すぐ(国技館の反対側)です。
甥は今日本に帰って来ているのですが、仕事で総武線を利用し両国駅を通過しています。
妹が「大五郎(ニャジラ)は回向院にいるんだから、両国駅通るときに挨拶しなさいよ」と言っていましたが
ラッシュアワーで車内が混んでいるのでなかなか回向院側の方には移動できない。
ところが、ある日、車内で乗客に押され回向院側に押し出されてしまったうえに目の前の席が空いたそうです。
猫が会いたがっているのかもしれませんね。一度お参りに行ったほうがいいかも。
ニャジラくんは大森師に施餓鬼供養をしていただいていました。それで席空けてくれたのかな。