漢方でなんとかしたい!

中医学講師30年。漢方や中華圏の文化とか書きます。

新型肺炎そして春節

今日は春節

農暦の1月1日です。この日から陽の気がどんどん上がっていきます。

それに伴い生命力、成長力がアップしてくるので木々から新芽が出てきます。

気の流れが早くなるので風が強くなります。

中華圏では春節は一大イベントで、一週間のお休みに入り家族団らんで過ごしたり旅行に行ったりで楽しいひと時です。

墨の友達も家族と過ごすために故郷に帰りましたね。

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新年快楽! 大吉大利!

ところが・・・

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死者4名。発症者444名(1月25日)

新型肺炎の発生で武漢は閉鎖。他地域でも天津や成都の友人からはWe Chatで、店がほぼ開いていないし、外に出られない、家にいるよ、辛い・・・などの連絡がありました。

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日本でもマスクで予防を!

日本やオーストラリアでも春節旅行の中国人が発症しています。

a.msn.com

このような伝染力が強い病因を中医学では疫癘(えきれい)と呼びます。

まず対策としては罹らない「予防」が大切です。

基本、インフルエンザの予防と変わりません。

予防策1 うがい・手洗い(衛生)

予防策2 十分な睡眠・体調管理(抵抗力をつける)

予防3 人混みは避ける(日本国内で発病したのは春節の中国人旅行者です。観光客が集まる新宿、銀座、上野など、用がなければ控えたほうがいいかもです)

予防4 湿度は60%に保つ。

予防5 口腔、鼻の粘膜を乾燥させない。医療用マスクも利用。

でも口や鼻を潤すのは水だけではなかなか効果が出ません。

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百合、沙参、玉竹+余甘子、桔梗、白きくらげ

僕は上記の薬を1包ずつお湯に溶かしてマイボトル(400ml)に入れ1日かけて飲んでいます。

これで粘膜は潤います。また外出する時には防衛力を上げるため冬虫夏草を飲んでいます。


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