癌の標準治療とは 化学療法 外科手術 放射線の3つです。
なぜこれらが標準治療かというと効果が良いからです。
しかし抗がん治療はキャンサージャーニーと言われるように長期間を要しすぐには治癒しないし、副作用もでることから
恐ろしくなり他の治療法を頼ろうとする人も多くなります。
それが「奇跡の・・・」「医者が勧める驚異の・・・」など本屋の実用の医学書やネットでみられる治療法です。
がん告知から14日間くらいは患者さんは不安や悲しみ、怒り、焦りなど精神が非常に不安定になる期間です。
この期間に実用の医学書を信じてしまいかちです。これらは・・・
がん専門医ではない医師ががん治療を否定する 免疫力を強調 これを飲んだらガンが消えたという内容の体験談が多い
こういった内容が多いようです。 抗がん剤は医者や製薬会社が儲けるために使っているなどはもはや都市伝説ですね。
情弱と言う言葉がよく言われるようになりましたがこれはがん患者さんにもあてはまります。
不安なことは担当医だけではなく、看護師、心理士、ソーシャルワーカーなども患者さんをケアしていますので相談され
治療のこと以外にも食事内容とか生活のこととか相談されるといいと思います。
では漢方薬はなにができるかと言うと
抗ガン治療中の体調管理ができます。抗ガン治療は体力を消耗し、抗がん剤に体が耐えられなくなり治療ができなくなる
ことがよくあります。漢方では患者さんの栄養状態、白血球数のほかに炎症値などを参考にしてなにを使うかを決めていきます。
同じ漢方薬をずっと使うということは僕の経験からはありません。
薬局には健康食品の業者がよく売り込みにきます。どれもこの健康食品を飲んだら数値が改善しました。医師が驚いてます
みたいな話の流れです。僕は信用していません。