あけましておめでとうございます
お正月は「食べる」ことぐらいしかすることが無いせいかどうしても食べすぎてしまいます。
結果として消化管の限界をオーバーしてしまい、「食滞」という状態になりお腹は張り便通も滞ります。
この状態を解消させるのが三仙人です。薬剤に仙人の仙がつくのは効果が素晴らしいからです。
①麦芽=デンプンを消化させる作用があります。米、麺、芋などの食物が詰まっているのを消化させます。
②山査子=脂肪、肉を消化させる作用があります。最近では冠状動脈を拡張させる作用があり血流量を増加させることがわかり高血圧症、狭心症にも応用されています。
③神曲=曲というのは発酵されている意味です。小麦を六種類の中薬とともに発酵させたものです。
この三種類を炒めて焦がしたものを「焦三仙」と呼び、食べ過ぎたときに服用します。
山査子にはコレステロールを減少させる作用もあるので、そこらへんを気にされている人には普通の消化薬よりいいでしょう。
北京での伝統的な山査子の使い方については五味子先生のブログを見てください。