人によりエネルギー源は異なるような気がします。
長い間講師をしていますが、与えた課題を自身のレベルアップの機会ととらえて嬉々として取り組んでいく研修生、彼らのエネルギー源は喜び
なんでしょうね。彼らはいい雰囲気で伸びていきますが、中には怒りをバネにして伸びていく子たちもいます。
怒りとはたとえば他人から馬鹿にされたとか、親から否定されたとかから生じます。
怒りをエネルギーにして伸びていく人もいますが、これは結構体に負担を掛けてしまいます。
たとえば寝ている時の歯のくいしばり、高血圧、耳鳴り、睡眠障害・・・
怒りは火を生みます。火がると頑張れるのですが、肉体も焼かれてしまいます。
内臓で火が発生しやすいのは心、肝、胆です。すべて精神をコントロールする臓腑です。
胆は決断をする臓腑。胆火は決断ができなくなり頭が混乱します。
柴胡とオウゴンの組み合わせは胆火を鎮めるので、怒りが活動の原動力になっている人は
柴胡加竜骨牡蛎湯を飲んでおくといいですね。