赤ちゃんが欲しくて漢方相談にいらっしゃる人は多いです。
中医学では月経周期を整えることで妊娠しやすい体を作っていきます。
すぐに反応が現われる人もいれば遅い人もいます。
赤ちゃんを授かるということは縁の部分もありますので時々子宝観音を拝みに行っています。
お参りした次の日に妊娠判定が出たという電話をいただきました。たいへんうれしいです。
<>赤ちゃんが欲しくて漢方相談にいらっしゃる人は多いです。
中医学では月経周期を整えることで妊娠しやすい体を作っていきます。
すぐに反応が現われる人もいれば遅い人もいます。
赤ちゃんを授かるということは縁の部分もありますので時々子宝観音を拝みに行っています。
お参りした次の日に妊娠判定が出たという電話をいただきました。たいへんうれしいです。
<>電話でいきなり
開口一番「血小板の薬ありますか」「口がネバネバする」と切り出す人が時々います。お年寄りで多いですね。
私は電話相談室ではないし基本的に「ないですね」と答え電話を切っています。「漢方相談を嘗めているのか」と思います。
漢方は同じ症状でも人により病変機序が異なりますのでカウンセリングの上薬を決めていかなければなりません。
電話一本で事が済むことはないのです。あなたの病気は電話一本で解決できるものなのでしょうか?
気が付くと同じことを何度も考えていることがあります。
ともすると寝る時まで引きずってしまい布団のなかであれやこれや頭に浮かんでしまい眠れなくなってしまうこともあります。
なんと脳は骨格筋と同じくらいエネルギーを消耗する臓器なので睡眠時間中にも脳が働いているとかなりエネルギーが使われてしまい、
寝ても疲れがとれない状態になります。結果として日中は頭が冴えなく眠気がとれません。
このような状態では人の話が理解できなくなったり、うっかりミスが多くなったりして産業効率が大きく減少します。脳を休ませる方法は「睡眠」しかありませんが、宋代、考えすぎによる物忘れ、動悸が止まらなくなる症状に帰脾湯(きひとう)が作られました。脳の栄養になる血液を増やし脳の疲労を取り去る処方です。
多くの医者が処方していくなかで不眠にも使われるようになりました。
日中の思考能力低下や体のだるさを睡眠負債といいます。
昼の眠気やいつも同じことを無意識に考えているのは 夜の睡眠の質の悪さが原因です。
一度ぐっすり寝て脳をリセットするのがいいでしょう。
日本は世界で1番睡眠時間の短い国です。考えすぎによる寝れないに注意しましょう。
運気や体調がすぐれない時は陰陽のバランスが崩れている時かもしれません。
陰陽水で体内の陰陽を整え運気を体の中から上げていきましょう。
①きれいなコップ(マグカップでもOK)
②岩塩の粉を一つまみ(少量)入れる。
③お湯をコップ半分まで入れる。
④冷水をコップに入れる。
⑤朝、歯磨き後7日間飲む。
※お湯は陽であり湯気のように上昇する。冷水は陰であり雨のように下降する。故に最初にお湯を注ぐ。
結構 困っている人多いですね。夜のテレビの通信販売番組見てて思います。
白花蛇(びゃっかだ)と全蠍(ゼンカツ)、毒蛇とサソリについてはお話ししましたが、さらに効果を上げるために白殭蚕(びゃっきょうさん:カイコの幼虫が白殭菌に感染し
硬直死したもの)、蚯蚓(みみず)を配合します。
ざっくり言えば「虫」は身体の中の詰まっている箇所に潜り込み穴をあけていきます。毒蛇、さそり、カイコの幼虫、ミミズが身体の中で暴れ始めます。
この破壊力で脳梗塞の半身まひ、頑固な頭痛、肩こりなどに応用していきます。
当相談室では神農炎帝様と送子観音(子宝観音)様をお祀りしています。
神農炎帝は伝説上の人物で炎を発明し、農機具をを作り、百草を嘗めそれぞれの薬効を鑑定したことで薬の神様としてお祀りされています。
漢の時代に編纂された365種の薬物を収載した最古の薬物書には神農の名前を冠し「神農本草経」と名つけられました。
日本では東京の湯島聖堂、大阪の少彦名神社では11月22日、23日(湯島聖堂は23日、勤労感謝の日のみ)神農祭が行われています。
古くより漢方薬局では薬祖神としてお祀りしています。当相談室の神農像は湯島聖堂製で羽田守快先生により開眼供養されています。
送子観音は子宝の観音様です。妊娠を希望されている患者さんがよくお参りされています。孔子が生まれるとき麒麟が空から孔子の家の庭に降りてきて玉を吐いたという話から赤ちゃんを願う夫婦は寝室に麒麟像を飾ります。(当相談室にもあります。)
最近はお供えを送ってくださる遠方の方もおり、健康になれますよう代わりに拝んでいます。
漢方相談で不妊相談も多いのですが、女性の問題だけではなく男性側の問題もあるんです。
以前は精子の問題が多かったのですが、今は性欲の問題が出てきています。
単に精力剤を使うのではなく 脳を欲情させる工夫が必要になってきました。
昔はなかった病気に花粉症があります。アトピー性皮膚炎もです。これらは異物に対してのアレルギー反応ですが
僕が北京に留学していた30年以上前は中国にはなかった疾患です。日本人の患者さんが病院にきますが
中医師もどう対処してよいのか試行錯誤でした。
しかし今では中国でも過敏性鼻炎の患者さんが増え、アメ横のドラッグストアでは鼻炎薬が爆買いされています。
中国の中医界もこの鼻炎に対してはようやく研究し始め、もともとカゼをひきやすい虚弱体質に使っていた
玉屏風散を応用しました。カゼも花粉症も外から来た外邪ですのでそれを屏風のように体内に侵入させない
ようにするという発想です。黄耆、白朮、防風という3つの生薬からなりますが黄耆、白朮が体の抵抗力を
高め、防風が花粉を排除するので予防だけではなく治療にも用いることができます。
この季節花粉症で毎年苦しんでいる人は日本の薬局でも買えるので使うとよいと思います。
地方在住の方からの問い合わせが前から時々あったのですがパソコンが不得手なもので準備に時間がかかりました。
①相談フォームにお名前 ご住所など記入ください。また相談内容を簡単にお教えください。相談の希望日時も記入してください。
ご相談時間は30分です。
相談対応時間は10:30~16:30 木・金・日・祝日はお休みになります。
forms.gle
②日時が確定したら ZOOMの招待メールを送ります。
③相談後 漢方薬が決まったら金額をお知らせします。病情が安定するまで薬は15日分送ります。
④漢方薬はクロネコの宅急便でコレクト便を使います。宅急便に料金を現金またはクレジットカードでお支払いください。
⑤副作用や服薬方法などの問い合わせを除き 相談は電話やメールでの対応はしていません。次回の相談日に相談しましょう。
配偶者との死別はかなりストレス度が高いとある保険会社のアンケートで報告されていましたが
これは夫婦間の親密度はずいぶん差があると思うし、すべてには当てはまらないと思います。
しかし、それよりもペットに対する愛情は皆さん深いのではないでしょうか。
病気や寿命により愛するペットを亡くすことは飼い主にとってはかなりつらいことだと思います。
中医学では「心臓にこころが蔵す」と考えており、精神的なショックはまず最初に心臓の働きに
悪い影響を与えます。動悸や胸苦しさ、夜眠れない、悲しいなどなど。
大きなショックがあった場合にはまず心臓をケアする漢方薬を使い病状が進行しないように
します。進行するといろいろな不定愁訴が出てくるからです。
インフルエンザの流行により近所の調剤薬局に聞くと咳止めや抗生剤が不足しているようです。。
さらにサワイ製薬の不祥事で行政指導が入れば年末年始はどうなるのか恐ろしいです。
自衛のため解熱剤、体温計、パルスオキシメーターなどは用意しておいたほうがいいと思います。
また湿度は60パーセントくらいがよいですから加湿器の利用もお勧めです。
鼻や口の粘膜が潤っていないとウイルスは体内に侵入しやすくなりますから、咽が乾いていなくてもぬるま湯は飲んでくださいね。
前回 邪気と正気について書きましたが、正気を維持するためには体調管理が大切です。
年末は生活が乱れがちですが時間の管理をするようにしてください
邪気が体に侵入しようとした場合、体の中の正気がこれを迎い打ちます。
邪気は皮膚や、口、鼻から攻め込みます。戦争なら国境ですね。体では肌表です。
肌表の部分で邪気と正気が戦うと悪寒・発熱・頭痛・咽喉痛が現われます。カゼの初期の症状ですね。
この段階で正気が弱っていくと邪気はどんどん体の中に進行していきまず「肺」を攻め込み、発熱、咳が現われます。
この病気の進行過程はカゼだけではありません。
私はがん患者さんでよく経験します。
昨日電話いただいた時には声も大きく元気でしたが次の日に急に亡くなりました。
がんの患者さんと漢方相談していると見た目は大変元気です。しかし血液データは異常です。
本人には病気の自覚はありませんが、邪気であるがん細胞は確実に進行しています。最後には正気は消滅し亡くなります。
がん患者さんは徐々に正気は消耗していきます。自身にはまったく病識はないのですが。
この段階ですぐに正気を補う薬を使わなければなりません。
しかし 病識がないため補う薬は飲まないと拒否される患者さんもいます。
邪気はどんどん進行し正気は徐々に消耗していくという病気の機序を知っている私にはこの患者さんがこれからどうなるか予測ができるので
辛いです。
ペットは家族の一員です。病気になると大変心配です。
私もニャジラがカゼでご飯を食べなくなりフラフラに痩せていくのが心配で獣医さんに連れて行きましたが
点滴をすると元気になるのですが食べないのでフラフラにまたなってしまいます。ニャジラという名前の
通り凶暴でクリニックでも暴れるし薬を飲ませるのも一苦労でした。結局肺がんで亡くなりましたが
その時の経験から、なるべく飲ませやすい(剤形、味)ものを選ばなければならないと思いました。
しかし漢方薬は顆粒で苦い物が多く困っていました。
もう一つ考えなければいけないのはペットの病態です。
病気では単に補う漢方薬を選べばよいよ云う訳にはいきません。体のメカニズムは複雑で血や体液が停留してしまっていて
これらを排除しなければなりません。体力を補い溜まった邪気は排除する、これを扶正去邪(ふせいきょじゃ)と言います。
特に高齢のペットでは老化で体力が低下しており、邪気(血や体液の停留)炎症を排除できない病態なので
その点を考慮しなければなりません。
野生紫霊芝(小林漢方)は補と瀉が同時にできる処方になっており苦くない粒なので飲ませやすいと思います。
ペット漢方でお出でのお方様はお参りください。
歳を取ると尿のトラブルが多くなります。
恥ずかしいのは排尿後のちょろっと出てしまう尿漏れで、ズボンにシミがついてしまうのは恥ずかしいです。けっこうそのことで悩んでいる男性が多いことが産経新聞で紹介されました。
夜間頻尿や排尿に勢いがない場合、よく八味地黄丸や牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)が使われますが、これらは腎臓を温めて蓄尿や排尿を維持させるものです。冷えると尿が近くなりますね。
しかし排尿後の余瀝には腎臓を温めるだけでは弱いです。緩んだ膀胱を引き締める固渋薬を足す必要があります。代表的な物としてカマキリの卵(桑螵蛸)があります。桑の木についている
ものが力が強いと考えられていましたが、ほかの木についている物との差は実はありません。日本では浪花荊(なにわいばら)という健康食品に配合されており余瀝を解消し、男性の自信につながっています。