うちのような無名な漢方薬局にもご相談が増えています。
巷では医者が提唱する、今のがん治療を否定事を売りにする癌の本が溢れています。
医者が書くとみんな信じますので本はよく売れます。
でも一時ブレイクした癌本がしばらくするとどうなるのか見てみてほしい。
ブックオフでも見かけなくなります。ああゆう本はあまり信じないほうがいい。
病気の発生というのは中医学ではすごくシンプルで、正気と邪気の闘争です。
抵抗力が正気で、邪気ががん細胞に当たります。
初期の場合にはまだ抵抗力がありますから抗がん剤も使えますし、抗癌作用のある生薬も
使えます。末期は正気がないので抗がん剤には耐られません。正気を補う生薬を使います。
抗癌作用のあるのは紅豆杉や喜樹、タヒボ。正気を上げるのが霊芝、冬虫夏草、メシマコブなど。
単に癌に良いということで漢方やサプリを選ぶとめちゃくちゃになります。
こういったものはネットでたくさん買ってはいけません。あれは売り切れ御免の商法です。
僕は2週間ずつ飲んでもらっています。検査数値や副作用のチェックをしながら変えることも
あります。
ときどき通販で癌のサプリを多量に何十万円も買ってしまった人の相談もあるのですが
売る方も売る方だけど買う方も買う方。自分の命は電話一本で治ると思っているのかなぁ。
漢方、サプリの他に養生指導もしないといけないのにね。