今週のお題「卒業」
卒業式には出ません。出れる期と出られない期があるので公平にしています。
そのかわり最後の授業では餞の言葉というより、これからの中医学の学習方法について
話しています。卒業式で小洒落たこと言うより彼らには役に立つと思って。
今は日本にも中医学学習機関は多くなりました。でも大体は中国の中医薬大学の
カリキュラムをそのまま持ち込んでいて、短期間で学習しなければならない日本には
向きません。そこで中医基礎、診断、中薬、方剤、臨床を教科横断で講義する「中医学演習」という科目を作りました。
この科目があるのはイスクラ研修塾だけですね。
講義は講演でも発表でもありません。講師と受講者の双方向でなければいけません。
どれだけ理解しているか、理解していないかを探りながら講義は進めていきます。
今日の講義でも何回も当てて一年間の理解を確認していったのですが「まだまだダメ」ですね。
卒業後の進歩を期待したいです。