狭心痛
冬は狭心症の発作が起こりやすい季節です。
冷気は血管を収縮させます。
中医学の体質論では、体質によってなる疾病が異なります。
同じカゼでも熱象の人は高熱や喉の痛みが中心、寒象の人は悪寒や頭痛、鼻水が中心になります。
胸のあたりが冷えている(心陽不足)体質の人は血流が悪く狭心症になりやすくまた冷気に弱いです。
寒い北風が胸に当たると血管は収縮して胸の痛みがでてきます。
12月に向かい、寒くなってきたら外出時にはコートなどで胸をガードしておくことが大切です。
もし胸痛が出てしまったら、温めましょう。
この場合、ホカロンで温めるだけでは不十分で、寒さ(寒邪)を散らす方法を考えます。
一番簡単なのは、熱いお酒(日本酒熱燗、焼酎、ウィスキーのお湯割り)です。
これらを飲むとじっとり汗をかきますが、この方法で寒邪を散らします。
カゼのとき汗をかかせて治すのと同じ理由です。
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