漢方でなんとかしたい!

中医学講師30年。漢方や中華圏の文化とか書きます。

漢方薬の効果的な服用時間

子午流注

24時間、気血の流れがいつどの臓器に集中し機能が活発になるのか、という考え方です。

時間医学です。

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この図を参照してください

例えば、胃腸の漢方薬は胃や脾に気血が集まる7時~11時の間に飲むと効果が良いです。

心臓の漢方薬は11時~13時の間ですね。

僕はもともと脾胃虚弱で頑張りが効きませんし、体がむくみます。ので健脾の薬。

血圧高めで、記憶力悪いので活血薬。

歳で目が辛いので補肝腎薬。

以上 3種類飲まなければなりませんが、一度に飲むと量が多すぎて胃が辛いです。

そこで子午流注の考えを元にして飲む時間を変え、1日1回で飲めるようにしました。

参苓白朮散=脾胃虚弱=朝9時

冠元顆粒=活血=12時

亀鹿仙=肝腎の薬=午後6時

効果的に量が少なく服用できます。

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上の子午流注を参考にして自分の漢方薬の飲む時間を決めてみてください。

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